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zoom RSS 「ろぜった」の原風景

<<   作成日時 : 2010/09/11 00:06   >>

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30年ほど前の話を書きます。

私の家にはパソコンがありました。
これは、まだ小さかった私が勢いで「欲しい」と言ったら、
新しい物好きの父が乗ってくれて購入に至ったものです。
パソコンは今では当たり前の機械ですが、
その当時の家庭では珍しいものでした。

当時のパソコン環境というのは、インターネットは勿論なく、ゲームソフトも高価なので、
ソフトは自分で作成するのが基本です。
とはいえ、購入してすぐの親子にそんなスキルはありません。
それで、当時はゲームプログラムが掲載されている雑誌というのがあり、
(今でもあるのですかねえ・・・)
そのプログラムを訳もわからず打ち込んで、ゲームを楽しんだりしていたのです。

ある時、父は、あるプログラムに不思議な数字の羅列を見つけます。
プログラムの入力には打ち間違いはよくあることなのですが、
その数字の羅列を打ち間違えると、「RUN」後の画像が乱れるのです。
どうやら、数字と画像との間に強い関連性があるようなのですが、
その規則性がわからない。

プログラムを作成するスキルのある人なら、
プログラムの内容を解読することで、その規則性を把握するでしょう。
しかし、父にはそのようなスキルはありません。
ですから、数字を意図的に変えて、画像がどう変化するかを調べていくという手法をとりました。
そしてとうとう、その数字を2進数に変換したときの0,1の並びが、
画面のドットの配列と対応しているという規則性を見出すに至ります。

よほどうれしかったのでしょう。
普段無口な父が、その規則性については長く解説してくれました。
姉は理解できたようですが、
私はさっぱり理解できませんでした。

そんなことも忘れてしまうほど何年かが経って、机の引き出しを整理していたら、
そのとき解説に使用したメモが出てきました。
当時のことを思い出し、そのメモの内容から、
ようやく父の言っていたことが理解できました。
そしてその内容は、当時の私にはやはり難しかろうと思いました。

その私が、大人になって「ろぜった」というゲームを作りました。
娘はゲーム中の謎を理解できていないようです。
息子は指しゃぶりに夢中で解るべくもありません。
でもそれでいいと思っています。

私は父の子です。
娘と息子は私の子です。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
読んでいて、自分がPCを独学し始めた当時を思い出しました。
当時、PCはまだボードが、主流の時代で解説書も皆無の状態でした。
そんな中、図書館で見つけたそれらしき解説書は、4ビットCPUのもので、
目をぱちくりさせながら2進計算の章などを読んでいたものです。
わたしもそれを読んでいたときは、殆ど理解出来てなかったのですが、
今思えば、CUPの解説書なのに2進計算の章などが掲載されている
随分と親切な解説書だったんだなぁと、理解出来る様になった自分が、
居る事に感慨深いものがあります。
ないこん
2010/09/15 07:42
姉です。

そんなことがあったですか。。。
月日が流れるのは早いものです。

ゲームまだやってません。
今度、かみしめながらやってみようと思います。
すみす
2010/10/30 20:40

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